推しプレゼンへの意気込み
横着だから今度やる推しプレゼン会の資料作りを実験しながらできないかな、と思ってチャレンジしてみたんだけど全然無理だったからブログを書こうと思い立ちました。
でも書きたいこと/書いて良さそうなことが全然思いつかないから「推しプレゼン」の話をしようかな。
オタクの皆さん、推しプレゼン会ってしたことありますか?私は今まで2回やったことがある。
でも自分が推しをきちんとプレゼンしたことはありません。
1回目は、仲間内5人のオタクが集まるお泊まり会で、2人が好きな作品のプレゼン、2人が腐女子すごろく(一時期Twitterでオタクすごろく?が流行ったじゃん、あれのなんかもっと限界なやつ)を作って持って行き、私はすごろくの方を作ったから推しのプレゼンはしなかった。
もう1回は友人5人の集まりで、私も一応好きな動物の話をしたんだけど他の4人がちゃんとした資料を用意してくれていたし映像とかを見ていたら割と時間がなくなったから本当に簡単なことを言っただけなんだよね。
推しをプレゼンする、という概念もTwitterだかなんだかで一時期流行ってた気がするし私も楽しそうだなと思うんだけど、私にはプレゼンするほど好きなものが全然無い。
このゲームが楽しかったな、とかこの本面白かったな、この人面白いな、みたいなのはあるんですけど他人にプレゼンを行うほど詳しいかと言うと……そうでもないんですよね……
オタクにあるまじきことだと思うんですけど私はあまり何にも熱中しないし詳しくない。
何にも熱中しなくて詳しくないならそれってオタクじゃないじゃんって感じだよね。
「昔はキモオタだったんだけど最近はただの"キモ"だ」
みたいなことを昔言った気がするけど本当にそう。昔オタクだったしオタク好きのするものが今でも好きだし考え方もオタクっぽいと思うんだけど、もう"オタク"と言うのは烏滸がましい……今の私に残っているアイデンティティって「うるさくて面白いことが好きでいろんなことを考えるなり想像するのが好き」くらいのペラペラさだと思う。
後は自分の好きなものの話をあまり他人にしたいと思わないからな……
自分の好きなものの話をするって人間性モロバレみが強くて恥ずかしくないですか?
"この人はこういうものを面白いと感じているんだな"みたいなことが知られるのってなんとなく恥ずかしいじゃん……
これもブログで好きなものの話とかしてるくせに正気か?って感じかもしれませんが。
でもこう 、好きなものの好きなところだけをピックアップしてブログとかに書くよりも、好きな人やらものやらを1つ定めてその良さを語るってことの方が難しく感じる。
網羅的に色々なことを知っていないといけないし、全部をひっくるめてなおなぜ好きなのかを語らなくちゃいけないし。
それじゃあ推しプレゼンなんてしなきゃいいじゃん、って話かもしれないんだけど、私は他人の推しプレゼンを聴きたいんですよ。
自分がやるのは恥ずかしいとか言う癖に他人の好きなものに興味津々だから。
前この前ライブに行ったら色々良いことがあった話 - bey’s blogにも書いたけど"友人の好きなもの"ってそれだけで興味あるじゃん。私は滅茶苦茶興味ある。
皆にブログ書いて欲しいのもそうだよ。私はいつでも皆に興味津々だよ。
皆は私に興味が無いにしても、限られた人数で"推しプレゼン会をしよう"という企画が持ち上がったらメンバーに残れるのは多分己でも推しプレゼンをする人じゃん。
ギブアンドテイク的な感じで私もきちんとものをプレゼンできるだけの用意はできるようになりたいんですよね。
それで今回は一応1つ題を決めてプレゼンの準備をしようとしてるんですが、さっぱり手がつけられていません。
以前友人がプレゼンに用いた資料をもらっているからそれを参考にしようかなとも思ったんだけど、紹介するもののジャンルも違うしなかなかうまくいかなそう。
推しプレゼン会を経て気づいたことなんですけど、プレゼンって上手い人は本当に上手いよね。先程リンク貼った記事に登場した友人が、まさにその記事に書いたギタリストのプレゼンをしてくれたんですけど、それがきっかけで私はこの前のライブに行ったんだからな。人間の人生に影響を与えるプレゼン……
それに今思えばそれとはまた違う友人がプレゼンしてくれたアイドルグループのコンサートにも行ったし、もう1人別の友人が紹介した俳優の舞台にも行ってるわ。
その2人についてはプレゼンきっかけってわけじゃないけど普段から好きなものについて面白く語ってくれていることによる影響なのは間違いない。
オタクがプレゼンしてくれたゲームも買ったし。私が人の影響受けすぎチャンな部分もありますね。
話がごちゃごちゃになるからギタリストのプレゼンをしてくれた友人に限って話をすすめるけど、資料は略歴などの基本情報から見やすく整理されていて、参考動画や参考曲も様々な方面から用意されていて、どういうところが凄いのかとかは彼女が口でわかりやすく解説を加えてくれて、たまに笑っちゃうようなエピソードもあって彼女のプレゼンはとっても面白かったんですよ。
好きなものについてそういうプレゼン、出来る気がしな過ぎる……
私は面白い(笑える)という理由でものを好きになることが多いので(そしてそれ以外の理由で好きになったものは人にプレゼンしようという気がないので)何がどう"笑える"のかをプレゼンすることになると思うのですが、"何が面白いのか"を説明するのって滅茶苦茶難しくないか……
笑いについて研究している専門家の方とかいますよね。著書を何か読んでみようかな……
一口に"笑える"と言っても色々なジャンルがあるじゃないですか。
例えば私は直球の下ネタの面白さってよくわからない(だからと言って嫌いなわけでもない)し、何がどう面白く感じるのか解説されればそれを理解することはできるかもしれないけど、理解したからと言って直球の下ネタを面白いと感じるようになるかと言えばそうではないと思う。
どういうもので笑っているかは類型として示すのが難しいな……
お笑いとかでいっても自分がどういう系統が好きなのかよくわからん。
ラーメンズのコントとかバナナマンのコントを結構見ていたこともあるけどなんか複合的な"好き"だからどこをどう面白いと思ってるのかを抽出して言語化することができない……
分かりやすいところだとアンジャッシュのすれ違いコントとかか?
"何かをきっかけに会話がはちゃめちゃになっていく"とか"設定がはちゃめちゃな中ではちゃめちゃなことをやっている"みたいなんが好きなのかな。
ラーメンズのバニーボーイの「お前が?」「モビールが!」系統の会話もメチャクチャウケた記憶がある。分かる人にしか分からない話だな。
"はちゃめちゃな何かに何かが振り回されている"という状況も好きなのかもしれん。
やっぱり駄目だわ自分がなにをどう面白いと思っているのかすら全然言葉にならない。
面白gifのゴミをばらまいているゴミ収集車とかジャンプに失敗する猫とか見ても笑っちゃうしな……
"何かが予期せぬことを引き起こすなり想定外の失敗が起きる"ということにウケてるんだろうか。
"普通じゃない(普通だと自分が想定しているものと異なる)ものを見ると笑っちゃう"ってことなんだと思うけど、それはそれでなんでだよって感じだよね。
"普通じゃない"こととは一見違いそうな"あるあるネタ"の中でも"オタクあるある"みたいなのにも結構ウケてるけどそれは「オタク」という特定コミュニティのあるある=その他のコミュニティとの差異という意味で面白いのかもしれない。
そして上に書いたことが本当だとしても私が"どうして面白いと感じるのか""どうして笑うのか"の説明には1つもなってない。
下ネタを面白いと思うけど上記のような面白さを"面白い"と感じない人もきっといるわけで、その"面白さを感じるツボ"がもし友人達と違ったら「ここが面白いんだよ!」みたいな言葉は"私はこういう笑いが好きです"ということしか伝えてくれないから"推しプレゼン"としての意味がない……
"(笑えるという意味での)面白さ、面白いもの"をプレゼンするの、私が面白について詳しくなすぎて無理な気がしてきた。
"笑える"とか"面白い"ということについて考察記事書いてる人、絶対インターネット上にも沢山いるから勉強しようと思います。
推しプレゼン会に間に合う気がしないな!!!!