bey’s blog

皆にブログを始めてほしすぎて自分がブログを始めました。

進撃の巨人のアニメを見た話

 一緒にブログを書き始めた友人が最近ブログを書いてくれなくて悲しいと同時に、彼女が最後に書いた記事が自分にとってネタバレかもしれなかったから読めなかった私にも非があるので悲しいベイです。 また、他の人がブログ始めたり色々な記事を書いてくれたりしていてそれはとても嬉しいです。これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

 今日はタイトル通りの話をするよ。

 皆さん『進撃の巨人』のアニメまたは漫画を追っていらっしゃったりするでしょうか?私は昔追っていました。好きなキャラクターはエルヴィン・スミスです。頭の良い人間に上手く利用されるという事象に憧れているので頭の良い人間が大好き。他人を切り捨てられるタイプの頭の良い人間はもっと好き。他にも『SHERLOCK』のマイクロフト・ホームズとか。

 進撃の巨人に話を戻せばマルコ・ボットとかも好き。彼、可愛いよね。

 

 とにかく最近『進撃の巨人』のアニメを最新話まで見ました。この先はネタバレを含む話になるので進撃のアニメを最新話まで見ていなくてネタバレされたくない方は読まないでくださいね。

 

 なんで進撃のアニメを見ようと思ったかというと、進撃の巨人は有名作品すぎてTwitterとかでサーチをかけなくてもネタバレを食らうと身を以て実感したからです。それほど重大なネタバレではなかったんだけど進撃みたいに展開が凄い作品はネタバレを見てから話を読むのは勿体無いので、取り敢えずNetflixでアニメを見ました。

 分かっていたことではあるけれど、進撃の巨人滅茶苦茶面白かった。私は若者の輝きとか、優しくて美しい気持ちとかは怖くてあまり積極的に見られない(心が汚れている)んですけど、進撃はそういうこともないしね。一気に見尽くしてしまいました。

 

 知性を持たない巨人だけでなく"敵国"という存在もあらわになって、いよいよ物語が面倒になってきたんだろうなぁ、と思って見てる。そしていい加減終わりそうだし原作も買って読もうと思っている。

 進撃は多分考察すればするだけ面白い話だと思うんだけど、私は原作をちゃんと読んでもいなければ今はそういうちゃんとした話をするだけの強い気持ちもないからただの感想を思いついただけ述べていきますね。

 

 まず獣の巨人がいい声すぎて笑った。

 前述したように以前はコミックスで進撃の巨人追ってたんですけど、最初に獣の巨人見たとき凄く不気味で恐ろしい印象があったんですよね。だからもっとおどろおどろしい声なのかと思っていたんだけど、全然いい声でびっくりしました。ミケさんが死んじゃうのも漫画より少しマシな気持ちで見られたよ。なんというか、もっと嫌なものに命を奪われたのかと思っていたので。どっちにしろ可哀想なんですけどね。あのミケさんがやめてぇええええ!!って言っているの、見るに耐えないところがあるよね。

 

 後エルヴィン・スミスが可愛かった。彼が「自分だけが自分のために戦っていた」みたいなこと言ってたのが良かったな。そんな彼がとても強くて悪魔的だったのが。いつか自分の考えの答え合わせをするんだ、という夢を見て、そのためだけにあれだけ強く進んで来られたのって本当に凄いよね…… 自分の夢のために進み続けてきたと言うエルヴィンなのに「このまま地下室に行きたい」とリヴァイに言うだけで行かなかったの、どうしてなんだろう? 彼は万が一生き残る可能性に賭けていたんだろうか?それとも雑魚新兵と言えどもあれだけ兵団員がいる状況で全てを見捨てて地下室に向かうというのは無理だったんだろうか。見咎められるという意味で。せめてリヴァイが内門側にいなければな……  自分で"生き残る可能性に賭けていたのか?"と言ったけど、アニメを見ていた限りエルヴィンが博打を打っていたという感じを私は受けなかったんだよね。特攻をしかけたらリヴァイが獣の巨人を倒すかもしれないと思っていたけれど、エルヴィン自身が助かるとは思っていなかったように見えた。

 新兵達がただ絶望に巻かれて、こんな所に来なければ良かったと思って死んでいったような描写があったけれど、エルヴィンはどんな気持ちでいたんだろうな、と思いました。

 

 そしてここら辺まで来るとより際立つのがリヴァイの良い人さよな。彼があれだけ人に誠実で優しく在れるの、凄いと思うし、常人を超えて強い人だからこそ他人にあれだけ優しくあれるのかもしれないな、とも思う。ケニーが調査兵団にいてくれたら良かったのに……

 エルヴィンみたいな強い人間がリヴァイ曰く「ガキみてぇに喚き散らし」ているところを見るのってとても辛くない? 「夢を諦めて人類のために死んでくれ」とあれだけ優しいリヴァイに言わせたところはエルヴィン残酷だな、って思います。そこが人間らしくて可愛いとも言うが。

 更にはアルミンとエルヴィンどちらに巨人化薬を射つか、となったときにエルヴィンをもう許してやってくれ、と言ったリヴァイの人間みも凄いなと思いました。 戦場に身を置いてあれだけ真っ当で1つの人間みをもった存在のままいられるの、相当強くないと無理でしょ。リヴァイはリヴァイで何を思って生きているのか気になっています。 あの場に残っているのがアルミンみたいな使える人間でなくもっとくだらない人間だったらエルヴィンを生き返らせただろうと思いますが。 てかあのシーンでエルヴィンを息のある状態で新兵が連れ帰ってきて、アルミンもあれだけの重傷を負って生きているって本当に残酷だよね、酷い話だわ。

 

 後それこそ結果論で"結果を見て言うことはできるけど結果がわからないうちに決断しなければならない"と教えてくれる進撃に対して言うことではないんだけど、巨人になったら13年で死んじゃうんだったら、別にエルヴィンがあそこで生きながらえても構わなかったんじゃないかと思うんだけどどうなんでしょうか?

 確かにあの世界は地獄だけどその地獄の中で自分のために生きてきたエルヴィン・スミスはまた地獄に舞い戻ってでも答え合わせがしたかったんじゃないのか? アルミンは相当に頭が切れるからどっちが生き残るのが世界にとってベストだったのかは迷いどころである気はするけど、エルヴィンに地下室を見せてあげたかったな……

 地下室を見たところで、それで彼が自分にとっての答え合わせは終わったと満足できるのかは知りませんが。 そもそも記憶を操作する能力があるとするならそれを納得するって結構大変じゃない? まぁそこはきっと彼の私には及びもつかない頭脳がどうにかしてくれる可能性があったと信じることにしよう。

 

 後マルコの死に際の話が聞けたのが嬉しかった。ライナーに「お前は察しがいいからダメなんだ」と言われていたマルコ、突然現れて消える巨人の正体は人間だと思いついたマルコ…… 彼のこと良い子でモブっぽくて優等生っぽくてひどい目にあいそうだな〜みたいな雑な感じで好きだったんだけど、彼も生きていてくれたら良かったうちの1人だなと思いました。 運が無かったよな……

 マルコはジャンに"状況判断能力が長けている"という旨のことも言っていたし、本当に周りをよく見ていてよく考えている人だったんだろうなと思いました。

 

 またオタク向け文章が長くなっちゃったから次で最後にするけど "いずれ滅びゆく世界の黄昏につかの間の楽園を築きたい" という王様の考え、分かるっちゃあ分かるんだよな。束の間の楽園を守るための壁を壊されても何もできないようじゃあそれはどうなん?とも思いますけど。 能力の効かない血族がいなくて、人間の探究心ももっと抑えることができたなら、王様達の理想とした穏やかな黄昏というものも築けたんでしょうか。

 

 

 本当にただの進撃の感想すぎてこのブログなんなんだ?という感じになりつつあるけど今日はこれでお終い!好きだ!エルヴィン・スミス!!!!!